葵の道 1 徳川の系図
徳川家康は、征夷大将軍として1603年慶長8年、江戸に幕府を開きますが、徳川家による治世は、最後の武家政権として、後の明治維新を迎える1868年慶応4年までの約265年に渡り長期政権となりました。
幕府の長である征夷大将軍は、源氏の血統でなければ、就くことが出来ず、その源氏も辿ってゆくと、天皇家に結びつく慣例のためとされるます。
将軍となるために家康が行ったことは、素性のはっきりせぬ自らの血統を、自分は、第56代清和天皇から始まる~清和源氏の嫡流、新田氏を祖先として系図をまとめて将軍になることを思いつくのです。
さて
家康が自らの祖先として結びつけた新田氏とは…?
このカテゴリーでは、家康が将軍となって明治の世に政権を渡すまで日本の武家の頂点に立っていた徳川家の前と後について、少々長くなりますが、書いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。