日本歴史紀行

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歴史紀行 戦国編 2 東照公(徳川家康)産湯井戸

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岡崎城(現在は岡崎公園)に残る東照公~徳川家康の産湯井戸です。

家康誕生当時の松平宗家は、駿河今川家の庇護を受けていて父、広忠は隣国、尾張織田家との戦に加え、家中の分裂騒動に悩む頃でした。

家康(竹千代)誕生の翌年、母、於大の父で三河刈谷城主の水野忠政が死去すると、後継ぎで於大の兄の水野信元が尾張織田家に属したため、広忠は於大を離縁して刈谷に送り帰すことにします。家康はまだ母の恋しい最中に離ればなれとなってしまったのです。